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塗装後に後悔しないために! 外壁塗装の施工品質をチェック

外壁塗装は、建物を美しく見せるだけでなく、風雨や紫外線から守るという役割も担っています。ただ、見た目がきれいな仕上がりであっても、それだけで満足できるとは限りません。時間が経つにつれて塗膜がはがれたり、ひび割れが再び現れたりすることもあるからです。

こうした不具合の多くは、施工の中で見えにくい部分に原因があることも少なくありません。たとえば、下地処理の丁寧さや塗り重ねの順序、乾燥時間の取り方など、仕上がりの美しさより前に注目すべき工程が存在します。

見積金額や完成後の印象に目が向きがちですが、本当に重視すべきなのは施工そのものの質です。建物を長く守っていくためには、目に見えない部分の作業にも目を向けておく必要があります。

この記事では、外壁塗装を考えている方に向けて、施工品質を確認する際に知っておきたいポイントを整理しています。

 

外壁塗装で後悔しないために意識したい施工品質の基本

外壁の塗り替えは、見た目の印象が大きく変わるため、完成直後は満足感が得られやすい工事です。ただ、外観が整っているからといって、すべてがうまく仕上がっているとは限りません。年月が経つと、塗装の下に隠れていた施工の差があらわれてくることもあります。

 

 

施工品質が仕上がりに与える影響

工事直後にどれだけ美しく見えていても、基礎となる作業に手間をかけていなければ、数年で不具合が出ることがあります。たとえば、塗料が剥がれやすくなったり、ひびが再発するなど、表面に変化が出ることも少なくありません。
手順を守って丁寧に作業を進めることで、塗料の性能が十分に発揮されます。

 

 

下地処理の丁寧さが左右する持ちの長さ

塗装を長持ちさせるためには、下準備がとても重要です。汚れをしっかり落とす洗浄、古い塗膜の除去、ひび割れの補修など、どの工程も手を抜けません。
この段階での作業が雑だと、どんな塗料を使っても密着しにくくなります。工事の見積書や説明の中で、下地処理に関する項目が明確になっているかを確認しておくと安心です。

 

 

塗料の性能だけでは決まらない耐久性

高性能な塗料を選んでも、塗り方に問題があれば、期待どおりの耐久性は得られません。外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの順に重ねていくことが基本で、各工程で十分な乾燥時間をとる必要があります。
作業を急ぎすぎたり、工程を省略すると、塗膜がうまく密着せず、剥がれや膨れの原因になってしまいます。仕上がりの見た目だけで判断せず、工程が丁寧に守られているかも意識しておくことが大切です。

 

 

 

施工中にチェックできる外壁塗装の品質ポイント

塗装工事は完成してからでは中の作業が見えにくく、施工の良し悪しを判断しにくい部分があります。だからこそ、工事の途中でどのような作業が行われているのか、できる範囲で確認しておくことが安心につながります。

 

 

高圧洗浄の丁寧さ

最初に行われる洗浄作業は、見落とされがちですが非常に重要な工程です。汚れや古い塗膜をしっかり落とさなければ、新しい塗料がうまく密着しません。
時間をかけずに手早く終わらせているように見えた場合は、必要な洗浄がされていない可能性も考えられます。実際に壁が濡れているか、洗い残しがないかを目で見て確認できる範囲でチェックしておくと安心です。

 

 

乾燥時間の確保と意味

次の工程に移る前に、乾燥させる時間をしっかり取ることも大切な作業のひとつです。洗浄後や塗り重ねのタイミングで、塗料や下地が完全に乾いていないと、塗膜の仕上がりに影響する場合があります。
乾燥が不十分なまま次に進むと、塗料が密着しにくくなり、剥がれやすくなる原因にもつながります。スケジュールが早すぎると感じた場合は、進行の理由を聞いてみるのもひとつの方法です。

 

 

下塗り材の使い方や種類

下塗りには、壁の状態に合わせた材料を選ぶ必要があります。透明なタイプや白く着色されたものなどがあり、それぞれ用途が異なります。塗装の仕上がりを支える土台になるため、手を抜けない部分です。
職人がどのような塗料を使っているのか、工程の説明があるかどうかでも施工に対する姿勢が見えてきます。必要であれば、使用中の材料について簡単に聞いてみましょう。

 

 

 

塗装後すぐには気づきにくいトラブルとは

外壁塗装が終わった直後は、表面がきれいに整い、見た目にも満足感が得られることが多いです。ただし、塗装の不具合は数年経ってから現れることもあります。初期段階では目立たないため、見逃しやすい点には注意が必要です。

 

 

見た目はきれいでも数年後に不具合が出る理由

仕上がったばかりの外壁は、表面にツヤがあり、問題がないように見えることがほとんどです。しかし、内部の処理や乾燥が不十分だった場合は、見えないところで塗膜が弱くなっていることもあります。
施工から1〜2年後に、細かなひび割れや塗料の浮きが出てくるのは、こうした見えにくい原因が関係していることがあります。

 

 

下塗り不足による剥がれや膨れ

下塗りは、塗料を密着させるための重要な工程です。この作業がきちんと行われていないと、塗膜がうまく定着せず、剥がれや膨れの原因になります。
特に、透明な下塗り材の場合は、作業中の様子が分かりにくく、仕上がりだけを見ても気づきにくいことがあります。施工前に使う塗料の種類や工程を確認しておくことで、後からの不安を減らすことにつながります。

 

 

ひび割れの再発や塗膜の劣化

元の壁にあったひび割れが、塗装後しばらくして再び表面に現れることもあります。これは、ひびの補修が不十分だったり、動きやすい部分に適した施工がされていなかった場合に起こります。
また、塗料自体の耐候性や施工時の環境によって、紫外線や雨の影響を受けやすくなることもあります。見た目だけで判断せず、定期的な点検を行うことで、早めの対処がしやすくなります。

 

 

 

施工品質を見極めるために確認しておきたいこと

外壁塗装は見た目だけでは施工の良し悪しが判断しにくいため、事前や施工中にどのような説明や情報があるかが大きな判断材料になります。

 

 

見積書に記載された内容の読み方

工事の見積書には、塗装面積や使う塗料の種類、工程の数などが細かく記載されているのが理想です。金額だけに注目するのではなく、どのような作業が含まれているか、不要な作業が省かれていないかを確認することが大切です。
仮に金額が安く見えても、必要な工程が抜けていれば、結果的に早期のやり直しにつながることもあります。項目ごとの説明があるかどうかも信頼のひとつの目安になります。

 

 

塗装工程の説明があるかどうか

下塗りから仕上げまで、どのような手順で進めるのかを事前に説明してもらえるかどうかも、業者選びのポイントになります。施工内容が明確に伝えられていれば、信頼しやすくなりますし、不安も軽減されます。
どんな材料を使うのか、乾燥にどれくらい時間をかけるのかといった点も含めて説明があると、施工への理解が深まります。

 

 

現場での職人の対応や説明

工事が始まってからの対応も見ておきたい部分です。たとえば、作業内容の説明が丁寧だったり、質問に対してしっかり答えてくれるかどうか。そういった姿勢からも、仕事に対する考え方が見えてくることがあります。
また、日々の作業後に現場が整理されているかどうかも、小さな判断材料になります。細かい部分まで丁寧に進めている職人がいる現場は、仕上がりにも反映されやすくなります。

 

 

 

依頼先選びで注意すべきポイント

外壁塗装は、数年おきに行う大切な工事です。依頼先によって仕上がりや耐久性に大きな差が出るため、事前に確認すべき点を押さえておくことが重要です。

 

 

価格だけで決めないことの大切さ

費用の比較は避けて通れない部分ですが、金額の安さだけを基準にしてしまうと、後で後悔することもあります。たとえば、見えにくい下地処理が簡略化されていたり、塗料の量を抑えて仕上げられていることも考えられます。
価格が高いから安心、安いから不安というわけではありませんが、内容と費用が見合っているかどうかを丁寧に見ておくことが大切です。

 

 

施工実績と口コミの確認方法

これまでにどのような工事をしてきたか、施工事例を見せてもらえるとイメージがしやすくなります。また、実際に依頼した方の感想や評価も参考になります。ネットの口コミだけでなく、地元での評判や知人からの紹介なども有力な情報源になります。
長く営業している業者は、地域に根ざして信頼を積み重ねてきた可能性もあります。事例の多さだけでなく、対応の質や職人の様子にも目を向けてみてください。

 

 

保証やアフター対応の有無

工事が終わってからのフォローも見逃せないポイントです。万が一のトラブルや不具合に対して、どのような対応をしてくれるのかを事前に確認しておくと安心です。
保証内容が明確になっているか、何かあったときに連絡しやすい体制が整っているかなども確認しておきましょう。アフターの体制がしっかりしていれば、長く付き合っていける業者として信頼もしやすくなります。

 

 

 

株式会社彩聖テックの施工品質に対する考え方

外壁塗装は、見た目の美しさ以上に、見えない工程の積み重ねが大切です。塗り終えた直後は同じように見えても、時間が経つにつれて、施工の丁寧さによる違いがはっきりと現れてくることがあります。だからこそ、一つひとつの作業を丁寧に進めることを基本としています。

 

 

見えない部分にこそ手を抜かない施工

完成後は目に見えなくなる下地処理ですが、そこに手間をかけるかどうかが仕上がりの持ちに大きく関わります。たとえば、高圧洗浄では、外壁の隅々までしっかりと汚れを落とし、乾燥の時間もきちんと確保しています。
ひび割れの補修や下塗りの工程も、省略せずに丁寧に進めています。見た目に出ない部分こそ丁寧に仕上げることで、塗料の性能がしっかり発揮される状態に導いています。

 

 

自社施工による価格と品質の両立

現場を担当する職人が最初から最後まで責任を持って作業を行うため、伝達のズレが起きにくく、無駄な経費もかかりません。その分、必要な工程にしっかりと時間と労力をかけることができています。
塗装の品質を保つには、細かい手間を省かない姿勢が欠かせません。工事の内容に見合った価格であることを前提に、丁寧な施工を続けています。

 

 

工事後も続く巡回とサポート

施工が終わったあとも、安心して過ごしていただけるように、気になる箇所があればすぐに確認に伺っています。実際に生活を始めてから気づくこともあるため、遠慮なくご連絡いただけるような対応を心がけています。
また、定期的な巡回も行い、施工部分の状態を確認しています。塗装は長く建物を守る役割があるため、施工後の変化にもきちんと目を向け、必要があれば早めに対処できるように努めています。

 

 

 

まとめ

外壁塗装は、住まいの外観を整えるだけでなく、長期的に建物を守る役割も担います。きれいに仕上がったように見えても、下地処理や工程の進め方に問題があれば、年数が経つうちに不具合が出ることもあります。

塗装の品質を確保するためには、事前にどのような作業が行われるのか、工程が丁寧に進められているかを確認しておくことが重要です。見積書の内容や職人の説明、工事中の様子など、小さなポイントを押さえておくことで、工事後の安心につながります。

株式会社彩聖テックでは、見た目の美しさだけでなく、見えない部分の仕上げにもこだわり、施工後も相談しやすい体制を整えています。工事が終わったあとも、巡回や点検を通じて状態を見守る取り組みを続けています。

どうぞお気軽にご相談ください。


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